筋肉疲労で生じる”肩こり”
肩こり
point
①肩周辺筋肉疲労による血行の悪化によって引き起こされる
②悪い姿勢、運動不足、継続的な過度のストレスなどが誘因になる
・肩周辺の筋肉が疲労して疲労物質が溜まる
肩こりをはじめとした頸・肩、腕にかけてのコリや痛み、しびれなどの不快な症状を
引き起こす病気を総称して"頸肩腕症”といいます。
肩こりは、肩周辺の筋肉疲労によって起こります。
肩周辺には、僧帽筋、肩甲挙筋、棘下筋、菱形筋などの筋肉があり、
緊張状態にあると収縮して硬くなり、血管が圧迫されて血行が悪くなります。
その結果乳酸という疲労物質が筋肉内に蓄積して、コリや痛みの症状を引き起こします。
コリや痛みがあるからと言って筋肉を動かさないでいるといっそう筋肉が収縮して
コリや痛みが増すといった悪循環に陥りやすくなります。
要因として考えうることは、悪い姿勢や長い時間同じ姿勢をとり続けたりする
ことが考えられます。また、過度のストレスが続くと筋肉が緊張しやすくもなります。
運動不足による筋力の低下も肩こりを招きやすくなります。
なで肩や頸が細くて長い方は、頭を支える筋肉への負担が大きくなるため、緊張
しやすいともいえます。