元気で長生き”ふくらはぎマッサージ”肩こり・腰痛・膝痛編
ふくらはぎケアはこんな悩みに効果あり‼
糖尿病をはじめとする生活習慣病に、頭痛や腰痛などの辛い痛み、体や心の不調、美容面の悩み・・・・・・。あなたのその悩みは、ふくらはぎをケアするだけで改善・解消できるかもしれません。
1.生活習慣病:ふくらはぎを揉むと全身の代謝が良くなるので、代謝に関係する生活習慣病が改善
・糖尿病 ・高血圧 ・肥満 ・心筋梗塞 ・脳卒中
2.体の不調:全身の代謝と関係しているふくらはぎなら、揉むだけで体のあらゆる不調に対応
・目のトラブル ・更年期障害 ・アレルギー性 ・精力減退 ・慢性疲労 ・倦怠感
・食欲不振 ・胃もたれ ・頻尿 ・痔
3.心の不調:ふくらはぎを揉むと副交感神経が優位になり、リラックスできて、心の不調が改善
・不眠 ・うつ
4.美容の悩み:全身の血流がよくなって代謝が上がりますので美容面にも効果あり
・冷え ・むくみ ・肌荒れ ・肌のくすみ ・髪のトラブル ・便秘 ・生理不順
ふくらはぎからみるあなたの”健康度”
下記のチェックシートをチェックしてみましょう。
①見た目:むくみは代謝が悪いために発生します。また、ふくらはぎが細すぎても太すぎても問題です
□むくんでいる □O脚である □X脚である □靴下の跡がなかなか消えない □左右に違いがある
□太すぎる □細すぎる □足首が太い □静脈瘤が出ている 計 個
②感触:全身の代謝が悪いとふくらはぎは冷たくなったり、硬くなったりしますので触って確かめよう
"> □ひんやりと冷たい □全体的に硬い □左右の足で弾力に差がある □ハリがなくふにゃふにゃ
計 個
③自覚症状:ひとつでも気になる症状があれば、ふくらはぎに問題があります。体に不調はないですか?
□押すと痛い場所がある □こむら返りが起こりやすい □運動してないのに重だるい
□段差がないところでも転んでしまう □つま先がよくつる 計 個
*******************診断結果******************
「見た目」「感触」「自覚症状」の各設問でのチェックした数を数えてください
チェックした数が0~1個の人
健康度☆☆☆: あなたのふくらはぎはかなり良好な状態です。体や美容面での悩みも少ないのでは?
マッサージやツボ押しで現状維持に努めてください。
チェックした数が2〜3個の人
健康度☆☆ : ふくらはぎの機能が少し弱ってきているようです。けれど、マッサージやツボ押し
を続けれていれば改善できる状態です。
チェックした数が4個以上の人
健康度☆ : ふくらはぎはもちろん、心も体もお疲れ気味のようです。今後もマッサージやツボ押し
を続けてください。気になる症状があるときは医師に相談してみてください。
症状別 ふくらはぎマッサージ編 〜肩こり・腰痛・膝痛〜
●姿勢の悪さが原因。マッサージで痛みを緩和しましょう。
人間の頭の重さは3〜5㎏あるといわれています。首や肩には、常にこの重さがのしかかっています。
また、腰には上半身全体の重みが、膝には歩行時の衝撃がかかっています。姿勢がよければ、こうした
重さや衝撃は体全体に分散されますが、姿勢が悪いと首や肩、腰、膝ばかりに負担がかかり、やがて
痛みを引き起こします。
膝裏にある”委中”というツボは、「太陽膀胱経」という経絡上にあり、この経絡は膝、腰、背骨〜肩
に働きかけて痛みを緩和する効果があると言われています。委中とふくらはぎの後ろゾーンを揉みほぐしておけば、膝と背中側の痛み・こわばりが解消されると思いますので、一度試してみてください。
1.委中のツボを押す(写真2)
膝裏の委中のツボに指をあて、息を吐きながらゆっくり押し、吸いながらゆっくりと力をゆるめます。 6〜8回程度繰り返します。
2.下から上へ押し上げる(写真3)
両手の親指で、ふくらはぎの後ろゾーンを下から上へ向かって、指の位置を変えながら5〜7ヶ所押す。
6回程度繰り返します。
3.後ろゾーンをさする(写真4)
手のひらで、ふくらはぎの後ろゾーンから膝裏までをさする。6回程度繰り返します。
1〜3はセットで片足ずつ行い、終わったら反対の足も同様に行うようにしてください。
※写真5は委中の場所です。
さらに効果を高めるポイント
鎖骨と肋骨をほぐし筋肉を緩める(写真6)
鎖骨の下や、脇の下〜脇腹近くの肋骨をやさしくマッサージするのも有効です。上半身の筋肉が緩んで
コリが解消しやすくなります。