人体の骨は何種類あるの?
人体には何種類の骨があるかお分かりですか?
正解は、骨の形状や大きさにより、大きく5種類に分類されています。
①長(管)骨:長い管状の骨幹と比較的幅のある突出した骨端からなる骨。骨幹の中には
骨髄が入っています。例としては、指骨・中足骨・中手骨・脛骨・腓骨・大腿骨・
橈骨・尺骨・上腕骨 です。
②短骨 :通常1つ以上の骨と関節を構成するために、比較的大きな関節面を持った小さくて、
中空でない立方形の骨です。短骨は衝撃吸収にある程度かかわります。例としては、
手根骨・足根骨 があげられます。
③扁平骨 :通常、弯曲した面をもち、腱が付着するような厚いもの薄いものまである板状の
扁平な骨で一般的に臓器を保護する目的をもちます。例としては、腸骨・肋骨・胸骨・
鎖骨・肩甲骨 などがあります。
④不規則形骨:不規則な形をした骨で多様な目的をもっています。例としては、椎骨・坐骨・
恥骨・上顎骨 などです。
⑤種子骨 :筋腱単位の機械的効率を上げるために腱の中に埋め込まれた小さな骨です。
膝蓋骨は種子骨ですが、他に足や手の母指の屈筋腱の中にもみられます。
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